ナッシュを使うと家事を減らせそうだけど
小さなお子様がいたり
お腹に赤ちゃんがいたりすると
ナッシュって
どのぐらい添加物を使っているのか
発ガン性とか発育障害は大丈夫なのか
気になりますよね。
ナッシュは
じつは無添加ではありません。
でも
常温で市販されている多くのお弁当よりは
添加物が少なくて安全です。
冷凍した状態で販売されているので
使用する保存料や防腐剤が最小限で済むからです。
今回はナッシュにどの様な添加物が使われているのか
安全性はどの程度なのかを簡単にまとめてみました。
お弁当選びの参考になれば幸いです。
ナッシュに使用されている添加物
ナッシュは公式サイトのメニューで
料理に使われている添加物(写真の赤線)を
確認することができます。
添加物を
たくさん使っている様に見えますが、
ミリグラム単位なので
他の原材料に比べてはるかに微量です。
ナッシュで使われているおもな添加物を
まとめたのが下の表です。
分 類 | 添加物 名 |
甘味料 | アスパル テーム、アセスルファムK、スクラロース、ステビア、甘草 |
増粘剤 | アルギン酸 Na、スクシノグリカン、キサンタンガム、加工でん粉 |
着色料 | アナトー色 素、カラメル色素、カロチノイド色素、ベニバナ色素 |
調味料 | アラニン、 グリシン、酢酸ナトリウム |
その他 | メタリン酸 Na、カゼインNa、ミョウバン、酒精、水酸化カルシウム |
ナッシュで多く使われているのは
調味料や甘味料です。
でも、
砂糖や食塩で
同じ味を出すよりは
ずっと微量で済んでいます。
砂糖や食塩を摂りすぎるよりは
むしろ安全と言えます。
それぞれの添加物に関する説明は省略しますが、
ここに記載した添加物はいずれも
体内で分解されやすい化学組成なので安全です。
ナッシュのように
管理栄養士による監修をPRしている会社なら
国や国際機関などで定める添加物の
ADI(摂取の許容値)を遵守しています。
なので
添加物による健康被害を
心配する必要はまずありません。
気をつけたい食品
添加物よりもむしろ
次に挙げるような食材に気をつけましょう。
メタボや糖尿病などで気をつけたい食品
メタボリック症候群や糖尿病の一要因として
「超加工食品」が話題になっています。
スナック菓子や
カップ麺をはじめとする食品のことです。
具体例を
下の表に挙げてみましたが
・・・
正直どれも美味しそうです。
でも
ホドホドにしたほうが良さそうですね。
※超加工食品とは
米国糖尿病学会(ADA)によると、超加工食品とは「糖分や塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保 存料など添加物を加え、工業的な過程を経て作られる、常温で保存できたり、日持ちを良くしてある食品」のことです。
果糖や人工油脂などをたっぷり使った菓子パンなどが超加工食品です。
他にも、▼スナック菓子、▼菓子パン・総菜パン、▼カップ麺、▼ピ ザ・ホットドック、▼ケーキ・クッキー・パイ、▼ミルクシェイク・カスタード、▼ドーナツ・マフィン、▼ミートボール・チキンナゲット、▼高 カロリーの清涼飲料――などがあります。
(引用:(社)生活習慣病予防協会HP)
妊娠中に気をつけたい食品
添加物は
妊娠中の方にとって
お腹の赤ちゃんへの影響が気になりますよね。
そこで参考までに
妊娠中に避けた方が良い添加物を表にまとめてみました。
添加物名 | おもな食品 | 用途 |
赤色〇〇号 | 清涼飲料水、菓子 | 着色料 |
アスパルテーム | 清涼飲料水、菓子 | 甘味料 |
ソルビン酸 | 練り物、佃煮、味噌、ジャム | 保存料 |
パラオキシ安息香酸 | 醤油、ソース、酢、清涼飲料水 | 保存料 |
亜硫酸Na | 乾燥果実、果汁、エビのむき身 | 酸化防止剤 |
リン酸Na | ハム、練り物、乳製品加工品 | pH調整、増粘剤 |
臭素酸カリウム | パン類 | パンの食感向上 |
TBZ | かんきつ類 | 防カビ剤 |
上の表の赤い文字は
ナッシュで使われたことがある添加物です。
でも、
使用量が圧倒的に少ないので
そんなに心配する必要はありません。
たとえば
ハムなどによく使われるリン酸Naですが
国の基準値を超えるには
1日に3.5kgのハムを食べる必要があります。
・・・あり得ないですよね。
もし食べれたとしても
別の原因で身体の具合が悪くなるでしょう。
次の例としてアスパルテーム。
基準値ギリギリの
アスパルテームと同じ甘さを出すには
砂糖400g(砂糖1袋は1kg)が必要です。
・・・あり得ないですよね。
これだけの砂糖をいっぺんに使うと
身体への悪影響がかなり出そうです。
食品添加物を使うほうが
食塩や砂糖を使うよりも
安全なことは結構あります。
それでも不安な場合は
赤色系の着色料と保存料を含む料理を避けるのがおすすめです。
ナッシュならメニューに添加物が明示されているので
気に入らないものを避けることができます。
添加物よりも食材に気を付けたい
添加物は名前の雰囲気からして
何だか身体に悪そうなイメージです。
でも、
普通に販売されている食品に含まれている添加物は
ADI(許容値)の制限をクリアしないと
食品安全委員会の審査をパスできません。
添加物は
ADIの数十分の1から数分の1といった
遥かに少ない量で使用されている事がほとんどです。
添加物には
食中毒の原因となるカビや細菌の繁殖を
抑制する働きがあります。
食中毒のリスクを考えると
ある程度の添加物がある方が安全と言えます。
以外なことかも知れませんが
食材そのものが持つ毒性のほうが
添加物よりも高いことがあります。
だから妊娠中は
添加物よりも食材そのものの選定に
気をつけたほうが良いでしょう。
たとえば
マグロ(水銀)、こんぶ(ヨウ素)、ひじき(ヒ素)、レバー(VA)等は
妊娠中に控えたほうが良いと
お医者さんからよく言われる食材 です。
これも市販のお弁当に入っている程度の量なら
アレルギーでもない限り問題はありません。
その他の取り組み
ナッシュは会社の理念を
「食事を通してこの大きな社会問題に立ち向かい解決すること」
としてコラボレーションや取り組みを拡げているようです。
ナッシュでは
現在のところ無添加の商品をラインナップしていませんが、
今後は販売される可能性があります。
臨床実験により健康効果の確認
ナッシュは2017年に
第三者機関で15名のモニターを対象に臨床試験を行いました。
実験でナッシュのみを摂取した被験者には
BMIやGTPなど健康指標の大幅な改善が認められた様です。
このような実験を行っている
宅配弁当業者はあまり耳にしません。
糖尿病再生医療セミナーに協賛
ナッシュは2019年に
国立市にあるEMSという会社が主催する
「糖尿病再生医療セミナー」へ、
協賛企業として商品を提供しました。
このセミナーは、
おもに糖尿病の患者を対象に、
細心の予防・治療法の情報提供や啓蒙活動を行うために
実施されているものです。
ISO9001の取得
ナッシュは2001年4月15日、
ISO9001を取得しました。
ISO9001とは
企業が適性な品質管理を行っていることを示す国際基準です。
所得する企業は 年々増えていますが、
ナッシュもその1つです。
まとめ
ナッシュには
調味料などの添加物が使われています。
でも
厚生労働省の目安量などに比べて
ずっと少ない量で無害です。
添加物をうまく使うことで
糖質30g・塩分2.5g以下でいながら
ほどよい美味しさを実現しているのです。
添加物の少ない食生活をするには、
やはり自炊が一番でしょう。
でも忙しい時や疲れた時に
手軽に用意できる備えがあると安心です。
ナッシュを活用して
バランスの良い食生活を送れたらいいですね。