ベースブレッドの安全性、カビ発生に対して現在どんな対策が取られている?(BASE BREAD)

※この記事にプロモーションリンクが掲載されていますが、私の実際の体験と調査に基づき書かれています。

2022年10月、消費期限内ベースブレッドにカビが発生した事故のニュースを目にした人は多いと思います。

これから購入を考えている人は、どんな対策が取られているのか気になりますよね。

それでどんな安全対策が取られているのか調べたんですが、
ベースフードでは、原材料、製造ライン、品質検査、パッケージなどたくさんの改善が追加されています。

じつは私も継続購入してるんですが、再発防止策が発表されるまで対象のカレーとシナモンの購入を控えていました。

特にカレーは好きな味だったので事故があったのは残念でしたが、さっそく購入を再開しようと思ってます。

 

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カビが発生した原因

カビが発生したのは、商品封入時の圧着不良か、または運搬中に包装袋が破損して、酸素が入り込んだのが原因とされています。

袋の中に酸素が入り込むと、脱酸素剤の効果がなくなり、カビを抑制できなくなります。
 

現在とられている対策

ベースフードの食の安全対策は、原材料の見直しから運送まで、かなり広範囲に改善されていました。
 

原料の見直し

これまでも防カビや殺菌を目的に酒精(アルコール)を使っていましたが、さらに醸造酢を使用するようになりました。
醸造酒といえば、お寿司屋さんが食材を洗うのに昔から使ってますよね。
 

製造ラインの管理強化

工場の衛生状態の管理を厳しく行う菌モニタリング制度をはじめました。
委託先の工場にここまで踏み込んだ管理をするのは異例です。
 

パッケージの見直し

  • シール(袋とじ)の部分が透明になり、不良品が発見されやすくなりました
  • 袋の素材がより穴が開きにくいものに変更されました
  • 不良品を検知するセンサーの感度が改善されました
  • 包装品質のばらつきを最小限にするよう包装機が最適化されました
パッケージの改良

 

検品体制の強化

各工場だけでなく、ベースフードの出荷センターでも専任の職員が全数検品する二重のチェック体制がはじまりました。
 

運送時の破損対策

輸送時の振動や負荷に耐え得る梱包形態に、荷姿が変更されました。

 

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不良品が見つかったら

不良品が見つかった時は、現物のパンやパッケージの裏面などの写真を公式サイトのフォームを使って連絡します。

電話対応を希望する方は、「電話対応を希望」とフォームに記入します。

フォームはサイト右上の「?」からヘルプセンターのページに行き、検索窓で「商品の不具合」で検索した先にあります。

 

  • パッケージの裏面の写真から賞味期限や製造所固有記号などの情報がわかるようになっています。
  • パンの表面が白いとカビと間違えることがあるので商品の現物写真も必要です。
     


商品に欠陥が見つかった場合は、その商品を着払いで返送するとベースブレッドから返金されます。

 

カビの入った商品を食べてしまったら

味の変化がわからないぐらい少量なら体の具合が悪くなることはありません。

パンを加熱すればカビは死滅しますが、毒は残るので油断は禁物。
面倒がらずにベースフードに返送しましょう。

パンに生えたカビは、カビ自体よりもカビから出る毒素のほうが要注意です。

食べた量が多い場合はアレルギーや中毒の原因になるので、お医者さんに相談して経過観察しましょう。
 

まとめ

ベースブレッドは生産体制の見直しや、パッケージの改良など数多くの安全対策をしていることが分かりました。

不運にもカビの事故がありましたが、品質保持のために新たに醸造酢を採用するなど、自然由来の原料へのこだわりは健在です。

保存料を使うと中毒のリスクを低コストで軽減できると思いますが、
自然由来の原料と高栄養にこだわりと1ヶ月(※)の常温保存を堅持しているのは正直すごいと思います。
 


自然由来の原料・高栄養・常温長期保存にこだわったパン
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(※)こしあんの賞味期限は約2週間